![性能と構造](https://sinkenstyle.co.jp/wp-content/uploads/2024/05/d44b1b0d7edc024199e1474d6a0e2440.jpg)
性能と構造 ③
モイス
木のような調湿性能と加工性、そして木の弱点を補った防火性能を備えつつ、耐力壁として住まいの骨格を支える「用・強・美」を兼ね備えた、まさに理想的な素材です。
■ 驚異の強さ
これまでの内装ボードには無い驚異的な耐力。そしてセラミックスでありながら、粘り強い性能を持ち、大きな引き抜き耐力を実現。壁面が一体となってかかる負荷を分散します。
■ 燃えない白い木
木のような加工性と性能をもちながら、建築基準法に基づく不燃材の認定を受けているモイス。無機原料で構成されているため、火にあぶられても煙や有害ガスは発生しません。
■ 地震に揺るがない
地震大国日本で、住まいの頑強性は欠かすことができません。モイスは構造用面材として、最大級の壁倍率3.8 倍 (9.5mm 厚 ) の認定を取得。優れた耐震性で住まいを守ります。
<住まいの強さを支える「耐力壁」と「壁倍率」>
地震や台風によって建物に生じる力を負担しているのは、柱や梁ではなく「耐力壁」と呼ばれる壁。その強さを表すのが「壁倍率」です。 壁倍率が 1というと約 200kgf/mの耐力を持ちます。 この数値が大きいほど、強い壁ということになります。
■ 調湿する
多孔質のセラミック状のモイスは、木と同じように湿気を吸ったり吐いたりする調湿性能を備えています。さらに土壁のようにゆるやかに呼吸するため、室内を爽やかな湿度に保ちます。
■ 分解する
空気中の汚れやシックハウスの原因となる物質を吸着・固定化、そして分解します。自ら有害物質を出さないだけでなく、家具などから放出される化学物質まで、ケアしてくれます。
■ 土に還る
100%自然素材のため、その役目を終えた時には、土に還るだけでなく土壌改良剤として活かされます。モイスは地球環境にやさしく、さらに未来に責任を持てる素材です。