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「トイレの戸はいつも開けておきましょう」と言うと、初めて聞いた人は驚いた顔をします。もちろん使用中は閉めますが、それ以外は、開けたままにしておくという提案です。
トイレの戸を開けておくと、その分だけ空間に奥行きが出ます。トイレに窓を設けて外の景色が見えるようにすると、さらに変化が出て楽しいつくりになるでしょう。トイレを使う時間は一日の中でほんのわずか。だからこそ、その空間も有効に使いましょうということです。
トイレの戸を開けていても気にならないように、トイレの配置や戸を開けたときの見え方などには工夫が必要です。お客様が出入りするエントランスやリビングからトイレの存在が目に入らない場所に設けること。戸を開けていても外からは便器が見えないように、視線の角度などにも気を配るといいでしょう。また、トイレの戸は引き戸でつくると、開けると戸袋に収まるので、空間がすっきりします。
トイレは生活に欠かせない大切な場所だからこそ、空間として生かしながら、デリケートな配慮を忘れずにつくりたいものです。

































