「 築2年とは思えない!ご主人の芝の管理とDIYが、もうプロレベルなんです。」
事前に伺ったスタッフの興奮気味な報告を聞き、私もワクワクしながら迎えた当日。場所は、約400坪もの元・竹藪を、ご自身の手で切り拓いて建てられたという、N様ご家族のお住まいです。
「どんな暮らしが待っているんだろう?」
そんな期待を胸に、雲ひとつない快晴の下、暮らしの見学会がスタートしました。
多趣味なご家族が奏でる ”茶の丘” での暮らし
N様ご家族は、ご夫婦と小学6年生の長男さん、3年生の長女さん、そして愛犬ハチの4人と1匹。ご主人は庭仕事やDIYだけでなく、アウトドアやサップ、ドラムなど多趣味な方。家の中には、工夫を凝らしたDIY収納に、お気に入りのアイテムたちが大切にディスプレイされています。
驚いたのは2階のスペース。奥様やお子様もサックスやピアノ、フルートを演奏されるとのことで、家族みんなでセッションができる“ピアノとドラムステージ”があるのです。家族の”好き”が家のあちこちから溢れ出していました。
庭と畑、そして「嬉しい借景」
最高のお散歩日和となった見学会は、外回りから。家の裏手に回ると、参加者の皆さんから「お〜、気持ちいい!」と思わず感嘆の声が漏れました。
丁寧に手入れされた芝生の庭と、冬野菜が育つ畑。ちょうどいい場所に置かれた焚き火台。ここで過ごす豊かな時間が、見ているこちらにもびしびしと伝わってきます。
「どこまでが土地なんですか?」という質問に、ご主人が答えてくださいました。
ご主人「この斜面の下までです。元々は竹藪でしたが、土が崩れないよう根っこは残して、上だけ刈っています。今は紅葉の苗木を持ってきて、いろいろ植えているところです。」
さらに、思わぬ「お宝」も見つかったとか。
ご主人「あそこ(斜面の下の方)に見えている白い花の木、モクレンだと思うんですけど、昨年まで気づかなかったんです。環境が良くなったのか、今年はたくさん花を咲かせてくれました。なんだか得した気分です。」
環境を整えることで、もともとあった自然が息を吹き返す。そんな発見も、自分たちの手で暮らしをつくる醍醐味かもしれません。
理想のキッチンと「2週間後の楽しみ」
家の中に入ると、奥様たちが集まってキッチンの具体的な使い方についてのお話しが盛り上がっていました。
参加者Oさん「キッチンの高さはどれくらいですか?」
奥様「私の身長に合わせて、少し下げてもらったと思います。」
参加者Oさん「うちは主人も洗い物をするから850mmにしたんですが、お肉をこねる時とか、少し高いなと感じることがあって。そんな時は“すのこ”に乗って調整しています」
そんなリアルな悩みに対し、シンケンスタッフの西からも「 私はシンクの中で力を入れる作業をしていますよ!」とアドバイス。暮らしの知恵が飛び交いました。
また、キッチンは「景色」を楽しむ特等席でもあるそう。
奥様「ここに立つと、道路の桜並木がよく見えるんです。あと2週間もすれば咲くかな? 昨年は子どもたちと外にテーブルを出してお花見をしました。
家族の帰宅が見える安心感と、季節の移ろいを感じる贅沢。奥様の笑顔が、この場所の心地よさを物語っていました。
「完成」はしない。育ち続けるわが家
最後に印象的だったのは、ご主人たちの “DIY” と “スタッフとの関係性” のお話です。
端材のJパネルを活用してレコードデッキを自作したり、外の小屋を自分たちで建てたり。その裏には、シンケンスタッフ坂上(現場管理)の存在がありました。
参加者Oさん「自宅の倉庫を主人がつくっていて。構造的に問題ないか、高さはどれくらいがいいか、坂上さんに材料の手配から相談しちゃっています 」
ご主人「うちも坂上さんですよ。これ(DIYで作ったレコードデッキ)も、引き渡しの時にもらった端材のJパネルで作りました。この3層が見えるのが好きなんです。あと1枚Jパネルがあるんですけど、何に使おうか迷ってて。大事にとってあります。また何か作る時は相談しようかな 」
“家を建てて終わり”ではなく、住み始めてからもプロに相談しながら、自分の手で少しずつ理想を形にしていく。そのプロセスそのものを、心から楽しんでいらっしゃいました。
暮らしをつくり、育てること
「まだまだやりたいことはたくさんあって未完成のわが家です。」
N様が笑顔で話してくださったこの言葉。“暮らしをつくり、育てる”ことを大切にしている私たちにとって、これほど嬉しい言葉はありません。
家づくりを検討中の方から、すでに住まわれている方まで。それぞれの悩みや体験談が交差した、とても温かい時間でした。
ご協力いただいたN様ご家族、そしてご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。これからも“茶の丘BASE”での暮らしが、より一層豊かなものになりますように。
広報:川野美緒







