今日のミケラン*は
利便性がいい住宅地に建つお家
田園と山並みの風景を取り込んだ
気持ちいい空間が広がっていました
このお家が建つ土地は「旗竿地」
東西南には隣家が建っています
一般的には好まれない土地ですが、実は いいこともあるんです♪
○ 旗竿地
→ 奥まったプライベート感のある空間をつくりやすい
○ 南に隣家があるが…
→ 配置計画を工夫して、冬の陽当たりを確保できる!
○ 北へ開く
→ 北側の外の居場所は、木陰ができて夏も涼しく快適
→ 北に広がる空や山並みの風景が、順光*で美しく見える
(南から陽光がさし、明るくはっきりと景色が見えます)
そんな特徴を活かした
ぼ〜っと過ごしたくなる居場所が散りばめられていました
赤いソファがある ウッドデッキもその一つ
北の絶景をのぞむ アウトドアリビングです
ここで、座っていたスタッフから
「ちょうど目線の先に桜の木があって、
葉が茂るとせっかくの景色を隠してしまいそう。」
との意見が出ました
植物の季節の変化を想像した意見
さすがですね✨
私も座ってみると 確かに視界を遮りそう…
春や夏こそ デッキの居心地がいいのに
少しもったいないなと感じました
そこで
この桜の木の位置をミケラン!
・外観のバランスがいい位置にしよう
・室内からも桜が見えるといいね
・桜の木陰に座ると気持ちよさそう
・大きく生長することも考えて、、、
などなど
参加したスタッフで意見を出し合って
眺めを良くしつつ
もっと居心地よくなるように美調整
柵の向こう側から
デッキのすぐ近くに
移植することになりました
春は、眺望を愉しみながらお花見🌸
夏は、涼しい木陰でのんびり過ごせる
北の癒し空間ができました
ミケラン記者 大井まとめ
「明るい南に開いて家はつくるべき」と思い込んでいましたが、この家の美しい順光の風景をみて、北側にも良さがあることを実感することができました。方角だけで家の良し悪しは決まりません!一番大切なことは、土地の持ち味を理解し、最大限に活かして心地いい居場所をつくることだなと、改めて感じたミケランでした。
こちらの住まいは、家づくりの肝である土地探しからシンケンがお手伝いさせて頂きました。土地探しストーリーについては、こちらを見てみてください♪
ミケラン記者の大井です
“ミケラン” とは
・引渡し前の住まいをさらにブラッシュアップする
・スタッフ同士で価値観を共有し合う
主にこの2つの意味を持った社内完成検査・研鑽のことです。
ミケランでは、
家づくりへの情熱溢れるシンケンスタッフが集まって、
万全の状態でお引き渡しができるように検査をし、
気になる点について 意見やアイデアを共有します。
自分達が納得いくまで「喧々諤々」話し合います。
議論が白熱しすぎることもしばしば、、、
その場で改善工事が始まることも!?
そんな熱いミケランの様子を、入社一年目の私がフレッシュな感覚でお伝えします。
シンケンが大切にしている考え、設計の工夫、スタッフの魅力などなど、
知ってうれしい情報を盛り沢山でお届けします。
注釈
ミケラン:引き渡し前に行う、シンケン独自の社内完成検査・研鑽のこと。
順光:正面から光が当たること。満遍なく光が当たるため、物の色や形がはっきりと見える。