緑の桜並木が続く坂道を
ワクワクしながら登っていくと
見えてきた木のお家
今日のミケランは
建坪9坪のコンパクトな家と
それと同じ広さのハナレがある住まいです
ゆったりハナレは
家具職人のご主人と
竹細工をされる奥様のアトリエ。
母屋とは、つかず離れずのちょうどいい距離感で配置されていて
それぞれが別の空間にいながらも
お互いの気配を感じられる安心感があります。
ものづくりが大好きなご夫婦に
ぴったりな住まいだと思いました✨
【 通りに彩りをそえる 】
外でのミケラン中、スタッフから
「このブロックを無くして、ツツジを植えた方がいいと思う」
と意見が出ました。
敷地に元からあったブロック塀
木の外壁と馴染んでおらず
黒いコンクリートが際立って見えます。
ツツジの生垣がすーっと続いていく方が
周囲の自然に馴染んで、いい風景になりそうです。
・・・
一方、こんな意見も出ました。
「手間をかけずもっとシンプルな方法で、
より美しく見せることはできないか?」
確かに、今からブロックを取り外し植栽を足すことは
手間もお金もかかってしまいます…
そこで、このブロックをできるだけ残したまま、
より良くする方法をミケランすることになりました。
すると「ブロックの上に、厚みのある板を置いてみたらどうか」という意見が出ました。
裏にあった端材を持ってきて実際に置いてみます。
実際に板を動かしながら検討することで
具体的にイメージしやすい!
細かく位置を美調整し
施工方法の検討もできました。
美修正後の写真がこちら↑
少し単調だった道路からの外観に、メリハリがつきました。
季節のお花が通りを彩り
ご近所さんや通りすがりの方も
嬉しい気持ちになるといいなと感じました🌷
まとめ
ちょうどいい位置に”板を置く”というすごくシンプルな行為で「ただの塀」を「嬉しい風景」に変える。簡単そうに見えてすごく難しいことですが、現地で実物を見て触れて、あちこち動き回ったり、実際に板を動かしたりしながら検討したからこそできた美修正だなと感じました。これぞまさにミケラン!よりよい住まいに磨き上げるために大切なことだと改めて思いました。
ミケラン記者の大井です
“ミケラン” とは
・引渡し前の住まいをさらにブラッシュアップする
・スタッフ同士で価値観を共有し合う
主にこの2つの意味を持った社内完成検査・研鑽のことです。
ミケランでは、
家づくりへの情熱溢れるシンケンスタッフが集まって、
万全の状態でお引き渡しができるように検査をし、
気になる点について 意見やアイデアを共有します。
自分達が納得いくまで「喧々諤々」話し合います。
議論が白熱しすぎることもしばしば、、、
その場で改善工事が始まることも!?
そんな熱いミケランの様子をお伝えします。
シンケンが大切にしている考え、設計の工夫、スタッフの魅力などなど、
知ってうれしい情報を盛り沢山でお届けします。