今日は霜が降りて、景色が白く見えるくらい、寒い朝でした。
クネクネと細い道を進むと木々の向こう側に
モクモクと煙を出す煙突、大きな片流れの屋根、家の灯りが見えてきて
なんだかほっとした気持ちになりました。
朝7:30、霧島の山裾にあるお家でミケラン* が始まります!
コロナ禍を機に、DIYにハマったご家族のお家
「週末は、趣味のDIYを思いっきり楽しみながら、
家族の時間をじっくりと過ごせる場所があったらいいな」
そんな願いから、家づくりが始まったそうです。
さっそく、建築中からDIYを楽しんでいらっしゃいました。
シンケンの家は “構造あらわし”と言って、
一般的な家では、壁紙を貼ることで隠れている構造部分(柱や梁など)を、覆い隠さず、そのまま見せるつくりをしています。
”構造あらわし”のいいところ。
その一つは、見えている木材の柱や梁には、どこにでも釘を打つことができるため、DIYの幅がすごく広がること!
等間隔に並んだ小柱の間に棚板をつけて 壁面収納をつくったり、梁の好きな所にハンモックをぶら下げたり、お引渡後も住まい手さんが手軽に、自由に、住まいをアレンジしていけるんです。
さらにもう一つ、”構造あらわし”のいいところは、
家の耐久性がいつも目で見て確認できること。
もし、柱や梁など家の骨組みとなるところに傷みや汚れがあっても、すぐに確認・対処することができるので安心です。
一方で、いつも見えている…ということは、ごまかしがききません!
部材どうしの繋ぎ目、釘一本一本の打ち方まで、WITs(シンケン大工)の丁寧な仕事、高い技術力があるからこそ、”構造あらわしの美しく、剛い家”が実現できています。
<今日のまとめ>
このお家は、ほとんど間仕切り壁もなく、特にシンプルなつくりでした。それでいて、気持ちのいい窓辺や落ち着く居場所はしっかりと設えてあって、”居心地のいい住まい”になっている所がすごいな〜と思いました。「これからどんな風に手を加えていくんだろう」「私だったら、ここに棚をつけたいな」…そんな、想像&創造が止まらなくなる、ワクワクする住まいでした✨
ミケラン記者の大井です
“ミケラン” とは
・引渡し前の住まいをさらにブラッシュアップする
・スタッフ同士で価値観を共有し合う
主にこの2つの意味を持った社内完成検査・研鑽のことです。
「−STUDY NOTE−」は、
ミケランでの気づきや学びを写真と共にまとめ、書き残していくノートのようなもの。家づくりの大切なことを一緒に学んでいきませんか?