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そういうのが気持ちがいいって
思うんだったら、こっちだね
― 家は、ただ休むだけの場所じゃない。
愛するわが家への手入れも含めて、「そこで生きる」場所なんですね。
うん。そして、一見不便に思えることを楽しめるか。
「手入れは大変ですか?」ってよく聞かれるよね。
大変というか、ありますよ、とは言いますけどね。
窓を拭くとかね。
面倒だなと思うことも、やった後のきれいさを見ると、
やってよかったなぁって楽しい。
うちの主人なんか「建て売りでいい」って人だったんですよ。
「なにも考えなくてぱって入れるんだから」っていうのを、
「いやいや!」ってシンケンで建てて(笑)
最初なんにもしなかったのに、窓がよごれてるのが気になりだして
、今はほぼ主人の仕事なんですよ、窓拭き。
こんな環境だからヘビが出るんですけど、主人はヘビがだいっきらいで。「おとなりにマムシが出た」って聞いたら、次の朝に、草をばーって抜いてて。
「これでこっちがヘビより先に気づける。おれはこれから草を抜く」って言い出して(笑)
そしたら今度は、植えてたコケが目立つようになって、そのコケがかわいいと。コケを生かすためにさらに草をちゃんと抜く、みたいになったんです。
やらない人も、この心地よさがわかりだすと、やりたくなってくる。
やると、相乗効果ですよね。気持ちがいいから、
気持ちよく暮らすためにまた次のところをって。
育ってるね(笑)
最初からやる人と、
うちの主人みたいに、ゆっくりだけど成長していく人と。
人生が変わったね。
ほんとだ(笑)
うちは、こんだけ手を入れることありますよって言いつつ、
私は一切しないんですよね。全部主人。
こんなのやったよーって言われたら、
そうなんだー、すごいねーって。褒めて伸ばすみたいな(笑)
なんか、触ってほしくないみたい。窓とかさわんないでって(笑)
おれ流でやりたいんだもんね。
そうそう(笑)
役割分担あるよね、家の中担当、外担当、みたいな。
だんだん 私も役割増えてきてますよ・・・
きっともっと忙しくなりますよ(笑)
簡単ではないけど、手をかける価値があるっていうか。
そんなおうち、 そんな暮らしが、シンケンにはあるよなって。
「ただ家を建てただけ」で、こんなおもしろいものも手に入るんですよ。最高ですよね。
きれいになったら人も呼びたくなるし。
そしたらまた楽しい時間も増えるし。
みんななかなか帰らないしね(笑)
帰りたくないです(笑)
こういう機会があると家をしつらえたり、掃除しますよ。
大変だなと思っても、それがあるから、また家がよくなる。
みんなに褒めてもらったりするとますます(笑)
家になにを求めるかですよね。
ただ住むところなのか。
なにかちょっとこだわって住むのか、ね。
庭木の手入れとかめんどくさかったら、もうマンションにした方がいいって伝えますね。
手入れをしたり、窓から木が見えたり。
そういうのが気持ちがいいって思うんだったら、こっちだねって。
楽しいお話はつづきます…
次回は最終回
公開日は2/6(土)です♫
聞き手の"私"について
はじめまして。鹿児島県 霧島市の海の目の前、友人たちと改修した古民家に、妻と4歳の息子と暮らしています。フリーランスになって約10年、ライターなどいくつかのお仕事をさせてもらっています。
何度かアメリカのカリフォルニアを訪ね、自然との共生や進んだ文化に惹かれています。食材はできるだけ無添加・無農薬を選ぶ傾向があり、目の前の海に癒やされながら仕事に没頭しています(笑)
知人の紹介で「シンケンの住まいづくりを言葉で表してほしい」という依頼をいただいたのがシンケンとの出会いです。家についてほとんど知らない自分でいいのだろうか? と思いながら、広報の森畑さんにいざなわれ、シンケンの家と、住まい手さんの夢に出会っていくことになりました。
このページを見てくださっているみなさまと一緒に、シンケンの住まいづくりを知っていきたいと思います。
わが家にお友達がやってくる♬
なおみさんの好きな時間