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「どう生きていきたいか」
はおっきいな

線・装飾

“不満”は、わが家の正解をさがす途中

― みなさんがシンケンの家をすみずみまで楽しんでいるのが
伝わってきていますが(笑)、ちなみに伺うと、
不満ってどんなものがありますか?

自分ちの不満はないです(笑)
たぶん、住んで5年目くらいまではあったと思うんですけど、
10年やってくると、不満はもうないですね。
10年も住むと、そこはもう“自分の力量”だって。

プラン打合せの段階で、いろんな側面を納得して、
家づくりをスタートしてるからね。

納得の上、っていうね。

今はCGもあって、建ったイメージが、できたあとみたいにして理解できるのもあるしね。

設計時作成する3Dウォークスルームービー
「3Dウォークスルー・ムービー」で、完成する家の中を隅々まで確認できる

― 家というものを、「自分の一部」みたいに感じてるのもあるのかも?と思いました。

確かに。それだと自分に不満を言ってるみたいになるもんね(笑)

不満を不満と思ってないのかも。
自分の力が足りないって思ってるね。

そうそう。

ちょっとしたところは自分で作ってしまったりね。

自分ちのことをあんまり人にどうにかしてもらおうと思わない、みたいな。
正解ってないですよ。正解はそれぞれ違って、自分なりの正解を見つけていくっていうような。

なおみさんちの階段・インテリア

正解がまだ見つかってないときに不満を感じてる、みたいな。

― 不満というか、伸びしろを見つけちゃった!みたいな、
そんな楽しみもあるのかなと思いました。

うんうん。ちょっと自慢したくなりません?
「こうしたんだけど。ちょっと見て!」って(笑)

わかる(笑)
教えてもらった情報は、困ってる人にまた教えたくなっちゃう。

それで、家を建てて時間が経っても、
社員さんや住まい手さんとお話する機会があるもんだから、
そこでけっこう話せたりして、不満がなくなっていくっていうのがあるわけですよね。
もしそういう機会がなかったらたまってるかもしれないけど。

話せて相談できて、解決法を聞けたりとか、
どうしてる?って聞ける感じがあるよね。

やっぱりそのつながりがおっきいよね。

楽しいもんね。できないことはないんじゃないかって思っちゃう。
妄想だらけなんだけど(笑)、ハッピーなんです。
いつか時が来たらできるはず、って。

なおみさん

いろんな個性があって、パズルみたいに組み合わさってるからうまくいくんだなって思ったの。
全部完璧にできる必要はなくて、
住まい手さんがそれぞれのできる・できないを補い合いながら
一緒に盛り上がっていけば、楽しそうだなと思ったとこだった。

今から子どもたちの教育もそうなっていくだろうしね。
全部がんばんないでいいんだよ、だから(笑)
頼めるものは頼んだらいいんだよね。

気持ちも楽になるよね!

不満といえば、他の工務店さんとお話することがあって、
「新しいモデルができるとお客様から(自分の家と比較して)クレームをもらうことがあるけど、シンケンではどうですか?」と話を振られて。
ずっと見学会に行ってますけど、悔しいとかよりは、驚きや発見があって、「え、こうきたか!」とか思います、って答えました。

自分たちが建てたときはそれがいいと思って建ててるし、
進化を見るのもすごく楽しくて。

家づくり自体の考え方は変わってない、
というところは安心するしね。

いいのを見たら「はー、こうきたかー!」って思うだけだよね。

「こんな家に住みたい」の前に、
「どう生きたいか」

最近建てた方とお話する機会があって、やっぱり暮らし始めると違うんですねって。
子どもがおもちゃをひっくり返して片付かないとか。
わかります、今からですね、とか話してて。
今から、その方たちの答えを見つけて行くんだろうなって。
そういうプロセスが、誰でもあるんだなって思いました。

今の見学会をみてたら、収納が少ない感じの家もけっこうあって、
生活して物が増えたら大変だろうなって余計な心配してたり。

子どもがいるとね。

コンパクトなおうちになってきてるから、
収納は最小限になりますもんね。

断捨離じゃなくてもう全捨離みたいな(笑)

家を建てる前に、「自分は?」っていうのがあるよね。

古道具が活きる、なおみさんの楽しい収納
古道具が活きる、なおみさんの楽しい収納

そうそう、自分はどうなんだろ?っていうのは考えた。

プランするときに 「趣味はなんですか?どういう住み方をしてましたか? 」っていうのはチェックするよね。

それは思いますよね、建てる前に。
収納があったら絶対入れると思ったから、あえて収納をあんまり作らなかった。
「自分を知る」のも大事ですよね。

建てる前に、自分の生活を見つめるっていうか、
そんな時間があったかな。
自分ってこうなんだな、ここが苦手なんだなとか。

― それは自分で考えようと思ったんですか?

打合せの中で聞かれるんです。
例えばアイランドキッチンだったら「中、見えますよ? 」とか。

見えるから片付く、ってとこあるかもね。

“魅せる”キッチンだよね。

だね(笑)

なおみさんのところもオープンキッチンだから、
いろんな“魅せる”ところがあるっていうか、
ほんとに上手に収納してますよね。

なおみさんの好きが詰まったキッチン

そうかなぁ? でももうほんとに「好き」って基準だけで選んでます。
使いやすいは二の次で(笑)

上手に収納してます。
こだわりのものがほんとに詰まってるんですよ。

― 「これから家づくりを考える人に伝えたいこと」になってきましたね。

「どう暮らしていきたいか」、そこだよね。

こんな生活をしたいって言ったら、
それに合わせてプランをつくるからね。
自分を見つめ直す、だよね。

「シンケンを知る前に自分を知る」ですね(笑)
形をどうするかとかじゃなくて、どう暮らしたいか。

うんうん。

「こんなのが欲しい」って言ったら
「それほんとに使うの?」って言われる。
「使わないならもったいないでしょ」って。

形は土地に合わせて建てるから、
希望通りにいかないことも多いですしね。

「どう生きていきたいか」はおっきいな。

「毎日、家でなにするの?」ってね。帰ってきて寝るだけなの?
それだったらシンケンじゃなくてもいいよねって。

そうだよね。

楽しいお話はつづきます…

次回の公開日は1/23(土)です♫

線・装飾

わが家にお友達がやってくる♬
なおみさんの好きな時間

writer

聞き手の"私"について

はじめまして。鹿児島県 霧島市の海の目の前、友人たちと改修した古民家に、妻と4歳の息子と暮らしています。フリーランスになって約10年、ライターなどいくつかのお仕事をさせてもらっています。

何度かアメリカのカリフォルニアを訪ね、自然との共生や進んだ文化に惹かれています。食材はできるだけ無添加・無農薬を選ぶ傾向があり、目の前の海に癒やされながら仕事に没頭しています(笑)

知人の紹介で「シンケンの住まいづくりを言葉で表してほしい」という依頼をいただいたのがシンケンとの出会いです。家についてほとんど知らない自分でいいのだろうか? と思いながら、広報の森畑さんにいざなわれ、シンケンの家と、住まい手さんの夢に出会っていくことになりました。

このページを見てくださっているみなさまと一緒に、シンケンの住まいづくりを知っていきたいと思います。