- HOME
- > 理想の暮らしを探す旅
- > 「あえて森に住む」…

「あえて森に住む」
家づくりは、これからの人生を選ぶこと
「あえて森に住む」
家づくりは、これからの人生を選ぶこと
“森の家”へ


「どこからが家なのか?」 脳がちょっとびっくりする体験
3人の子供たちが巣立ち、おふたりが暮らすご自宅だ。

森の中の居間




家の内と外の境界をゆるやかにされていて、「スリッパでどこでもどうぞ」というところにも、おふたりの“自然と生きる”あり方が感じられる。
山の起伏になじむ建て方
こういう建て方を「スキップフロア」というらしい。

この“高さのちがい”の恩恵はいくつもあって、棟の間のファイヤープレイスと居間・キッチンがつながっているのもその一つ。

“ドッグラン”とデッキ
理想の場所を“つくる”ご夫婦




真人さん
景色が開けたら、光が入るようになって新芽が出てきたんです。おもしろい。
自然と共にある開放感と
守られているような安心感



「家を建てるつもりはなかった」
中村さんの心を動かしたもの

真人さん
元々アウトドア・DIYが好きで、以前の持ち家もけっこう手を入れてました。もとの家の形があるからやっぱり“理想”には至らないんだけど、
いろんな工務店・ハウスメーカーを見ても『この間取りでおさまってください』という感じで、家を建てる気にはならなかったんです。
だけど、前からシンケンの家への憧れはあって、“住まい教室”に参加して迫さんの話を聴いて、経営者としてとても共感しました。
真人さん
迫さんの話にはビジョンがあったし、“仕事”を超えて物事の道理・真理にも通じる、自分の仕事にも役立つ話だったんです。
そんなことを、自分たちがつくった家に住むお客さんたちとも分かち合おうとしている。
この人たちとなら、“建てて終わり”ではない、長い付き合いができると思いました。

梢さん
どんな住まい・暮らしにしたいのか。忘れてた夢も思い出しながら語り合いました。私たちの言葉の奥まで汲み取ってくれて、
小さい頃の育った環境なんかも引き出してもらう中で、やっぱり自然が好きなんだってつながって。
そんな中で、シンケンの“家”の概念は他と全然違うんだなって思いました。
シンケンの家なら理想を実現できそうだと思いましたし、住まいづくりを通して私たちの夢を後押ししてくれるんだと思って、建てることを決めました。
ご夫婦が“土地への要望”として挙げたのがこちら。
・100坪くらいの土地
・自然と地形を活かした、スキップフロアの家
・高速道路に近い立地
・敷地に水があること
シンケンの営業の方に「・・・ここは、なんだろう?」という変わった土地を探してもらい、いくつものおもしろい土地と出会った上で、この場所に決めた。“水があること”以外は希望通りで、敷地は何倍も広くなった。
土地が決まれば、そこからプランニングの打合せが始まる。
真人さん
シンケンのやり方を押し付けられるんじゃなくて、“感性を一緒に磨いていく”感じで、一緒にいい仕事をしてる感覚で楽しくて。
打合せも、金曜の夜8時からうちに来てもらって、たき火して、さんま焼いて、晩ごはん食べて(笑) 深夜2時まで笑いながらずっと話してましたね。ふざけながらも、ちゃんと形になっていく。そんなふうにして価値観を共有した人たちと一緒につくる家。ここしかないと思いました。

人とのつながりを大切にするおふたりの人柄に触れる
(ちなみにご主人はお酒が飲めないそうです。意外!)
ここから、ご夫婦の夢に向けた開拓・整地が進む今につながったのだった。
真人さん
下の敷地はまだまだつくり途中。人も、犬も集えるように、駐車場をつくっているところ。
ここを、家を媒体に、いろんな人がつながる場所にしたいと思っています。

取材を終えて
住まいは、“その土地の地形”と
“住む人の夢”から、現れる
中村さんご夫婦のお話と住まいぶりから、おふたりの夢がこの住まいを生み出し、住まいはまた、おふたりの創造力を引き出し、活力を湧かせているように感じた。
そして大前提として、“この土地だから、この住まいの形になった”ということ。それは、これまでの家でもそうだった。地形、まわりの環境、それが将来どう変わりうるかを考えた設計。
それをシンケンでは、「敷地を読み、敷地になじむ家をつくる」という言葉で表現しているそうだ。
「そもそも、林で起伏のあるこの場所に家を建てようとしたとき、相手にしてくれる会社はなかなかないと思います」
と聞いて、なるほど、それはそうかと思った。“敷地を読む”力を磨いているシンケンだから、この場所の未来を思い描くことができたんだな。
・場所:鹿児島市石谷町
・敷地:1,220㎡(369坪) 1階:87㎡(26坪)2階:68㎡(21坪)
・完成:2017年12月
”私”が知った
シンケンの住まいづくりメモ

プラン打ち合わせで、しっかりと語り合う
“要望のその先”を引き出し、想像し、その奥にあるものに対して提案をしていく。

土地探しは営業の方が担当する
また、一年で最も日が長い夏至と、最も日が短い冬至のそれぞれで、まわりの山や建物によって「何時から陽の光が入り、何時には日が落ちるのか」を計算している。 それは“夏の涼しさ”・“冬の暖かさ”を設計する上で重要な要素になる。
こちらのお住まいの
実例集
取材している"私"について
はじめまして。鹿児島県 霧島市の海の目の前、友人たちと改修した古民家に、妻と5歳の息子と暮らしています。フリーランスになって約10年、ライターなどいくつかのお仕事をさせてもらっています。
何度かアメリカのカリフォルニアを訪ね、自然との共生や進んだ文化に惹かれています。食材はできるだけ無添加・無農薬を選ぶ傾向があり、目の前の海に癒やされながら仕事に没頭しています。
知人の紹介で「シンケンの住まいづくりを言葉で表してほしい」という依頼をいただいたのがシンケンとの出会いです。家についてほとんど知らない自分でいいのだろうか? と思いながら、広報の森畑さんにいざなわれ、シンケンの家と、住まい手さんの夢に出会っていくことになりました。
このページを見てくださっているみなさまと一緒に、シンケンの住まいづくりを知っていきたいと思います。