暮らしの見学会とは?
◻︎ 薪ストーブのある暮らし
わが家は鹿児島の中でも少し山手の方ですので、冬の期間は数回雪が降り積もることがあります。一日でほぼ溶けてしまうのですが、すっかり落葉して枝ばかりになった庭の木々に雪が降り積もると、普段とはがらっと様子が変わって、好きなシーンの一つです。
雪が降るときは『そよ風(空気集熱ソーラーシステム)』が働きませんので、薪ストーブで火を焚きます。薪を入れ、ガラスの内側で揺らぐ炎を見ているとなんとも言えない穏やかな気持ちで満たされます。
暖かい飲み物を片手に、雪景色を切り取った窓を眺めながらゆっくりと過ごす冬の日。
1月の暮らしの見学会では、薪ストーブに火を入れて皆様をお迎えします。2棟の家でそれぞれサイズの違う薪ストーブを設置していますので、大きさなども見ていただけます。使い方やお手入れ方法などを、暖かさを体感していただきながらお話しできると嬉しいです。
どうぞお気軽にいらしてください。
▶︎そよ風(空気集熱ソーラーシステム)について、詳しくはこちら
◻︎ 心掻き立てるスタディハウス
4人の男の子が巣立って、かつての喧騒が消えて久しい。何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。
どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。
2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として「 STUDY HOUSE 」と命名した。
住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。
住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。
◻︎ はじめに引いた線
同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。
2つの世帯をどう繋げるか?
その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。





