- 暮らし
築28年と築3年、そよ風と太陽
同じ敷地で暮らす、親子2棟の家
- 暮らし
- 2025/12/21(日)
- 10:00
- 鹿児島市吉野町
暮らしの見学会とは?
◻︎ そよ風と太陽
2025年も最後の月となりました。年末に向けてぐっと気温が下がり冬らしくなってきました。
寒い外から帰ってきたら、家がおかえりなさいというようにフワッと暖かい空気で迎えてくれます。シンケンの家で採用されている『そよ風(空気集熱ソーラーシステム)』が、太陽の熱を取り込んでくれているおかげです。
屋根に乗せた集熱ガラスで外気を温め、50~60度にもなる熱い空気を床下のコンクリート基礎に送ります。日中太陽がでている間じっくりと温められた床下は、夕方 太陽が沈んでからもゆっくりと放熱して、家を隅々まで温めてくれているのです。
国産の木の床はほんのりと温かく、裸足で過ごしても冷たくありません。末端冷え性の私も、暖かいところが大好きなペットの猫も、うれしい家です。
お陽さまの恩恵を家の中に招く暮らし、心地よさを体感にいらしてください。
▶︎そよ風(空気集熱ソーラーシステム)について、詳しくはこちら
◻︎ 心掻き立てるスタディハウス
4人の男の子が巣立って、かつての喧騒が消えて久しい。何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。
どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。
2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として「 STUDY HOUSE 」と命名した。
住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。
住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。
◻︎ はじめに引いた線
同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。
2つの世帯をどう繋げるか?
その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。





