暮らしの見学会とは?
◻︎ 4年目の、お庭との付き合い方
鹿児島では3月に入り最高気温が20度前後とすっかり春の陽気を感じる毎日です。
仕事や家事、育児などに追われ、じっくりと庭仕事をすることは難しくなってしまいましたが、週末に庭を歩いて回ると、あちこちに零れ種や植えた球根植物が咲いているのを発見します。菜の花や水仙の黄色や白色、カラスノエンドウやスズメノエンドウと言った、雑草に分類される植物も、柔らかなツルを伸ばした葉や薄紫色の花を見ていると愛らしく思えます。
“雑木林の中に住ませてもらう”
そんな考えで、植栽はあまりつくり込まず自然に任せ、時々は少し整えさせてもらって庭づくりをしています。
お庭との付き合い方や1年間の庭仕事、道具やおすすめの花苗など、お話しできると嬉しいです。4年目の気負い過ぎない庭づくりと家の姿をご覧にいらしてください。
◻︎ 心掻き立てるスタディハウス
4人の男の子が巣立って、かつての喧騒が消えて久しい。何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。
どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。
2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として「 STUDY HOUSE 」と命名した。
住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。
住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。
◻︎ はじめに引いた線
同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。
2つの世帯をどう繋げるか?
その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。





