2024年9/15(日)
鹿児島市吉野町

心掻き立てるスタディハウス
~築2年、外も中も快適な 3度目の夏~

外の緑とつながる

築2年の住まい便り
4人の男の子が巣立って、
かつての喧騒が消えて久しい。

何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。

どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、
計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。

雑木林のトンネルアプローチ

2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として
「 STUDY HOUSE 」と命名した。

住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、
人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。

住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。

同じ敷地に建つ、親子2棟の家

◻︎ はじめに引いた線

同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。

2つの世帯をどう繋げるか?

その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。

この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。

STUDY HOUSE88図面

 

【 築2年の住まい便り 】

外も中も快適な、3度目の夏

* 2022年に完成した “STUDY HOUSE 88” で管理人と称して
ここに住まいながら、住まいはどうあるべきか、日々観察をしています。

3度目の夏が過ぎようとしています。
昨年の夏までは、窓を開け放し自然の風を入れて過ごしていましたが、
記録的な酷暑となった今年の夏は、日中エアコンを利用しました。

エアコンはたったの1台ですが、
空気集熱ソーラーの『循環運転』を利用すると、
エアコンの涼しい風を家中に送ることができ、
連日35℃を超える暑さの中でも、室内はとても快適に過ごせました。

夏の循環モード

エアコン1台✖️
空気集熱ソーラーの『循環運転』

この相乗効果は、まだまだ暑さの残るこの時期にこそご体感いただけます。

「研究」「分析」「吟味」「考察」を行う場として、この夏も色々とSTUDYしました。
暮らしながら、STUDYを重ねているこの場所で、
空気の流れやソーラーシステムについて、じっくりとお話し致します。

睡蓮のさく水辺の庭

これからの住まいづくりの参考に
そして住まい手の皆様も、
日々進化するシンケンの住まいを体験しにいらしてください。

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2024年9/15(日)
鹿児島市吉野町
10:00

※ 集合場所は、
お申込み完了メールでご案内しております。