鹿児島スタッフ, ハウスケア
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長山 伊久子
ながやま いくこ
お客様の安堵の笑顔と
感謝のお言葉が私の原動力
「この白い虫は何!?」
あれは遠い昔・・私が小5の時のこと。自宅は古い木造家屋でした。
ふと、洗面所横の小窓の柱に目をやると、なにやらうごめく白い虫を発見!!
すぐに父が市販の殺虫スプレーで駆除しましたが、柱の根元は結構食べられていたのを記憶しています。
テクニカルマスター*となった今の私が、その瞬間にタイムスリップできるなら父に教えてあげたい・・
「その白い虫は白蟻で、殺虫剤で表面の白蟻は駆除できても、地下にある巣は根絶できないよ」と。
*テクニカルマスター:シロアリに関する知識や、専用薬剤の取り扱いに関するノウハウを持った、セントリコンの専門技術者
それから15年後、私は結婚し主人の会社の社宅4階に住んでいました。梅雨時期の蒸し暑い夜、それはやってきました。網戸の隙間から、湧き出るように羽蟻の大群が!
それはまるでヒッチコックの映画「鳥」のように、無数の羽蟻が室内灯めがけて飛び回ったり、畳の上をゾロゾロと歩き回ったり・・多分、その数は数千匹はいたと!
その気持ち悪い光景は30年以上経った今でも脳裏に焼き付いています。再び、タイムスリップできるなら、羽蟻と格闘している私に教えてあげたい。
「まずは、窓を閉めて、カーテンをひいて、電気を消して!畳を歩きまわっている羽蟻は、ガムテープや掃除機で吸い取ればいいよ。羽蟻が木を食べることはないけど、近くに大きな白蟻の巣があるってことだよ」と。
白蟻は元来、自然界では益虫で知られ、腐った木材を土に返す大切な役割を担っていることから「森のおそうじやさん」と呼ばれています。しかし、人間界では家を食べてしまう害虫として私達の生活を脅かしています。
現在、テクニカルマスターとなって17年、鹿児島県内に配置された約60名の仲間達と共に、県内2200棟を超えるお客様の大切なお住まいを白蟻の被害からお守りしています。
訪問時、白蟻の話は元より、家族の事、健康の事、美味しい食べ物の事などで話が弾み、予定の訪問時間をオーバーすることもしばしばです。でも、そのひとときはこれからも大切にしたいと思います。
これからもお客様の安心安全な環境をお守りするために研鑽を積み、信頼関係を築き、それを継続できるよう努めていきます。
生まれた年 | 1962年 |
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入社年 | 2000年3月 |
シンケン歴 | 25 年目 |
経 歴 | 鹿児島市出身(鹿児島高校商業科卒業) 1981年~ (旧)住友銀行鹿児島支店 |
資 格 | テクニカルマスター |
家族構成 | 夫、長男、長女、次女 |
趣味・特技 | 温泉、サーキット筋トレ |
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