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人生を愉しむための選択。
6人家族と愛犬たちの、
七社ベースキャンプ
人生を愉しむための選択。
6人家族と愛犬たちの、
七社ベースキャンプ
まるで王国。
何でも作り、何でも愉しむ。
細く、曲がりくねった道。先の見通しが立たない道。いつどこで車と出くわすかわからず、内心ヒヤヒヤしてしまう道の先の先―。
辿り着いたのは、シンケンの家が点在するエリアでもある、鹿児島市吉野の“七社”(ななやしろ)地区。その一角、畑や原野、桜島が見渡せる広々とした場所に、6人家族と2匹の愛犬が暮らす「王国」がある―。
「猪のソーセージは微妙だったけど、鹿のソーセージは本当に美味い!」と、いまいち共感しづらいことを言いつつ笑う、この家の主・弘記さん(40)。
便利だった街中の暮らしを抜け出し、この地に家を建ててわずか2年。にもかかわらず、庭には4つの養蜂箱、サウナ、バーベキュー台、畑(レイズドベッド)があり、さらに、ハナレには機械や工具が一式揃った作業場やコーヒーの焙煎所まで完成済み。おまけにガレージにはこれから何かに変身するであろう木材がどっさり積まれ、その壁をサーフボードやマウンテンバイクが彩っている。
もちろん家の中にも、「家族や愛犬のために」と趣向を凝らした工夫があちこちに。
船のエンジニアだというだけあって、弘記さんはモノ作りや機械いじりが大の得意。そして、先ほどの「鹿のソーセージがおいしい」発言。2024年に罠猟の免許を取得し、時折出現する野生動物たちと対峙する準備もバッチリ。近所の年上の先輩たちに狩猟のノウハウを教えてもらい、獲物は自ら捌く。
「猪肉は、(ソーセージよりも)ぼたん鍋や煮つけが美味しい」…らしい。
うーむ、猛者。猛者としかいいようがない。

すでにたくさんのことに挑戦しているのに、弘記さんの瞳はらんらんと輝き「次は何をしようかな」と模索しているかのよう。その姿を、妻の恵梨佳さんは「見ていておもしろいですよ。わたしも一緒にぶらさがって楽しんでいます」とおおらかに受け入れる。
夫婦共に仕事をしながら、わずか2年でここまで―。鶴田邸は、その堂々たる佇まいはもちろん、そこに住む家族6人の個性が輝く、王国のような場所なのだ。
自然と街— ちょうどいい
「境界線」を求めて。
シンケンとの出合いは2021年ごろ。 当時は鹿児島市の慈眼寺に持ち家があり、街中暮らし。しかし、3人の子育てと仕事に奮闘する中、弘記さんは日々の暮らしに違和感を覚え始める。
「(慈眼寺に住むことは)家族のことを考えて決めたはずだったのに、暮らしを変えたい、環境を変えたいという思いが出てきたんです。感覚をリセットしたいというか…」
その後、妻の恵梨佳さんとも相談をし、母・裕子さんのこと、子育てのこと、夫婦の老後のことなどを総合的に考え、新たな住まいを探すことを決意。インターネットで見つけたシンケンの中古物件に心惹かれ、見学に行こうとするも「即、売れてしまっていた」。
しかし、ここで諦めるわけにはいかない。数日後には夫婦で与次郎にあるシンケンのモデルハウスに足を運んでいた。
「居心地がよくて、ずっとここにいたいと思いました」と、恵梨佳さん。

住宅展示場の一角にありながら、これほど落ち着く家を建てられるシンケンに興味が湧き、すぐに土地探しや家の売却活動(シンケン不動産がサポート)を開始。通勤や、子どもたちの学校のことも考えつつ、蒲生、石谷、郡山、松元、霧島(の山奥!?)など、さまざまな土地を巡り、最終的に営業の山川さんに紹介された七社の土地が気に入った。 そして、2022年夏に着工し、翌2023年3月に完成。自然豊かな場所での暮らしが始まった。
「(七社という土地が)ちょうどいい境界線だったんでしょうね」(弘記さん)
開放感抜群のリビングから望む雄大な桜島と緑眩しい大地は、日常の慌ただしさをかき消し、街の喧騒から一線を画す。 街と、自然。人々のざわめきと静けさ。便利さと不便さ。七社という土地に感じる「心地よい境界線」。そして、その心地よさは、土地だけでなく家の中にも―。
シンケンの魔法×育む暮らし。
「窓からの景色が絵みたいで、贅沢さを味わっています。風もよく通るからクーラーもいらないくらい」
そう語る弘記さんの母・裕子さんのかたわらには、ラブラドゥードルのハルちゃん(7歳)がゆったりと寝そべる。
裕子さんの個室は、1階の西側。 水回りには近く便利ながら、LDKからの距離は離れ過ぎず、近すぎずと絶妙。

シンケンが最も大切にしたのは「家族それぞれが気兼ねなくいい距離感で暮らせる住まいをつくること」。三世代、生活リズムの違う家族が安心して過ごせる、家族の使用頻度のグラデーションを意識した設計。その狙いは、おそらくピタリとはまっている。
鶴田邸の特長は、なんといっても存在感のあるキッチン。広々とした土間玄関を入って室内に目を向けると、真正面に大きなカウンターが。そして、シンクの奥には裏庭の緑が見渡せる大きな窓―。 まるで森の隠れ家レストランにやってきたみたい。恵梨佳さんが「いちばんお気に入りの場所」と話すのも納得の、独特の静けさを兼ね備えた心安らぐ空間だ。
かと思えば、ボルダリングを習っているという次女の千尋さんが、すぐ近くの吹き抜けに面した壁や梁を上手につかんですいすい登り始め、あっという間に2階に到着!

そして今度は2階の天井に取り付けられた弘記さんお手製の取手をつかんで、ぐいぐいと懸垂を。

うーん、猛者がここにも。それを「シンケンの家じゃないとできないかも」と笑顔で見守る恵梨佳さん。

さらに、今度は中庭に出たかと思えば「見てて!」と、弟の夏己くんと一緒に芝生の上をぐるぐると側転ざんまい。大きな空の下、桜島をバックに走り回る子供たち。そして同じくのびのびと駆け回るダルメシアンのイヴちゃん(3歳)。

ドッグランの役割も持つ中庭は、母屋とハナレに囲われ、プライベート感も室内からの動線もバッチリ。将来、敷地の西側と南側にシンケンの家が建つことを想定したうえで家づくりが行われた。
「シンケンの家には創造できる余白がある。余計なものがなく、シンプルで、ブレていない。暮らしの基準を作りやすいし、生き方をイメージしやすい」と弘記さん。
この家で過ごすことで、求めていた「感覚のリセット」ができているのかもしれない。おそらく、シンケンの家には、人間としての本質に立ち返らせてくれるような魔法がかかっているのだ。多分。いや、きっと。

土地と家族とこれからと。
暮らしにおけるいちばんの変化は、鳥の声や虫の音など、自然の存在を感じながら生きるようになったこと。
朝は鳥たちの声で目覚め、太陽が沈んだら眠り、空や星を眺めながら暮らす。家族それぞれが仕事や家事、学校と忙しい中でも、外に意識を向けられる瞬間がある。そして、自然の恵みは地域の人たちと分かち合い、助け合う。
暮らしの中で大変なことは? と聞くと、「観葉植物の管理が大変です」と恵梨佳さん。そして弘記さんは「ない」とキッパリ。「何もしない時間が欲しいですけどね」と言いつつも、次々にわくわくの種を見つけてくる弘記さんには、もしかしたら無縁なのかも!?

ちなみに、七社の家に向かう細くて曲がりくねった道も、弘記さんには魅力的に映っている。
「先が見通せる道ってストレスでしかない。ここはずっとこのままでいい。区画整理されないでほしい」。
七社は、愛が強く、ブレない芯みたいなものを感じられる土地。そして、住んでいる人もみんなエネルギッシュなのだという。
弘記さんの話を聞いていると、土地にも意識があるのかもしれないと感じる。人が土地を選び、そして土地も人を選ぶ。それも一つの出合いであり、なんとも不思議な縁だ。
今後は「土いじりが好きだから、まだまだ畑を広げたいですね」とのこと。
わずか2年でここまで暮らしをつくりあげ、そして絶賛進化中の鶴田王国。家族みんなが心地よく暮らせること―それこそが、理想の暮らしなのかもしれない。
取材している"私"について
文筆家。出版社勤務ののち、フリーランスの編集者・記者として独立し、はや18年。シンケンの家に憧れて東京→鹿児島に移住し、2024年より念願の住まい手になりました。現在は、うれしいご縁に導かれ、シンケンのお家に取材に行ったり、移住サイトのお手伝いをさせていただいたりしています。日々の楽しみは、家庭菜園&ご近所さんとの交流(外飲み)です。












