- 暮らし
築29年と築4年 親子2棟の家
雑木林の中で暮らす🌳
- 暮らし
- 2026/延期
- ①10:00
- 鹿児島市吉野町
暮らしの見学会とは?
* こちらの見学会は延期となりました。
次回の日程がきまりましたら、HPやLINEにてご案内いたします。
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◻︎ 雑木林の中で暮らす
築29年のわが家は、まるで雑木林の中にあるような住まいです。道路と住宅が並ぶ街並みの中にありながら、大きく育ったコナラやクスノキが家を包み、よく目を凝らさないと見過ごしてしまうほど緑に溶け込んでいます。

近年の夏は、私が子どもの頃とは比べものにならないほど暑くなりました。それでも、照り返しの強いコンクリートと、木陰や芝生の庭では、暑さの感じ方がまったく違います。
暑い日は、車を停める場所も日陰や木陰を選びたくなりませんか。木陰が涼しく感じられるのは、葉が水分を放出して周囲の空気が冷やされるためだといわれています。庭の芝生も同じで、真夏も裸足で歩けるほどやさしい温度を保ってくれます。そんな家とともに育つ植物たちは、心地よい居場所をつくり、実りや花を咲かせて喜びをもたらしてくれる、日々の暮らしを豊かにする、大切な存在です。
この季節だからこそ、緑のトンネルをくぐって、心地よさを体感しにいらしてください。
*我が家には家族の一員として3匹の猫が暮らしています。猫がおりますことを、あらかじめご了承ください。
◻︎ 心掻き立てるスタディハウス
4人の男の子が巣立って、かつての喧騒が消えて久しい。何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。
どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。
2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として「 STUDY HOUSE 」と命名した。
住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。

住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。
◻︎ はじめに引いた線
同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。
2つの世帯をどう繋げるか?
その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。



