2024年10/13(日)
鹿児島市吉野町

心掻き立てるスタディハウス
~築27年・築2年、秋の気配を感じる窓辺~

絵画のように、風景を切り取る窓

築27年住まい便りボタン
4人の男の子が巣立って、
かつての喧騒が消えて久しい。

何かと持て余し気味の我が家を「もう一度心を掻き立てるような暮らしに戻したい」との想いが頭をもたげ、仕事柄持ち合わせた好奇心も手伝って、庭先にコンパクトな「終の棲家」を、と思い立ったのが2016年。

どうせなら「シンケンスタイルとは何かを〝議論する場にする 〟」ことを申し合わせて、
計画はプランナー志望の社員(自由参加)の設計コンペからスタートした。

トップライトのある書斎
森林浴を楽しむ木のお風呂

2棟の建築には 次の世代を担うスタッフへのメッセージとして随所にシンケンイズムが盛り込まれ、皆でそれを「研究」「分析」「吟味」「考察」する、じっくりと「観察する家」として
「 STUDY HOUSE 」と命名した。

住まい創りを単に、意匠 デザイン 素材と構造 使い勝手や温熱環境ごと と考えるに留めず、
人間の「人情の機微」を知り、これを深める場として活用してもらいたい。

住まいの究極の目的は「住まい手の心を掻き立て 悦びで満たすこと」
その設えを持って「シンケンスタイル」と 我々は呼ぶことにしよう。

同じ敷地に建つ、親子2棟の家

◻︎ はじめに引いた線

同じ敷地に建つ2軒の住まいの間に明確な境界は無い
…が、心理的には互いに超えたくない線がある。

2つの世帯をどう繋げるか?

その塩梅を推し測り、
一本の線を引くことから この計画が始まった。

この線は、これから長い暮らしの要の役割を担うだろう。

STUDY HOUSE88図面

 

【 築27年の住まい便り 】

秋の気配を感じる窓辺

朝晩が、だいぶ涼しくなってきました。

2階の寝室の窓を開けると、北側にある大きなクスの木の方から、爽やかな夜風が家の中に入ってきます。

朝は、南側の窓からモミジの木を観察するのが毎日のルーティン。
まだ青々とした葉っぱの端や上の方から、ちらほらと赤色に変わっていく様を見ると、秋の訪れを感じます。
休日は、子供達と朝食をとりながら赤い葉っぱを探すのも楽しい🍁

緑のデッキで遊ぶ子供達

植栽は心地良い家づくりに欠かせないものの一つです。

窓から見えて嬉しい木だけでなく、外からのワンクッションとして目隠しになる木など、それぞれに役割があります。
そして、大きく生長した様子を想像したり、時々手入れをしてあげたり、暮らしの楽しみを広げてくれる存在でもあります。

ぜひ窓辺から見える秋の訪れを探しにいらしてください。

視線の先の秋

スタディハウスの秋

住まいづくりの参考に
そして住まい手の皆様も、
日々進化するシンケンの住まいを体験しにいらしてください。

▶ "住宅地"の実例はこちら

2024年10/13(日)
鹿児島市吉野町
10:00

※ 集合場所は、
お申込み完了メールでご案内しております。