2019.08.14

コンパクトなのに、”広く見える”

梅雨が明け、雨音が落ち着くと「待ってました!」と言わんばかりにセミが鳴き始めました。あっという間に、夏本番ですね。

江戸時代、宿場町として栄えた飯塚市内野。当時の面影が残る町に、新たにシンケンの住まいが建ちました。

外観は白壁と木板張りの組み合わせで、白壁の建物が残る町並みに馴染むように設えました。

住まいが時を重ねるごとに風合いを増し、歴史ある風景の一部となっていくことを期待しています。

コンパクトなのに、広く見える
内部空間の見どころは総床面積26坪というコンパクトな空間にあります。

コンパクトな設計は「掃除が楽」「家事動線が短い」「光・風が入りやすい」「落ち着くスケール感」「コストのスリム化」など多くの利点がありますが、その分、窮屈な印象にならないか、とご心配になられるかと存じます。

幸いシンケンの住まいには、空間に広がりをもたらす窓の設計術がございます。
今回の住まいも窓から見える遠景の山並み、近隣の庭木、自宅の庭木、デッキ、窓辺の空間を視覚的につなげ、より広く見えるよう工夫が凝らされています。

単純に面積が”広い”ということではなく、コンパクトなのに、”広く見える”という点が重要な気がいたします。
掃除や管理が行き届きやすく、かつ居心地の良い住まいを作る為の秘訣ではないでしょうか。

コンパクトなのに、広く見える

6m×6m(建坪11坪)のコンパクトな空間

見学会は8/17・18日に開催します。
https://sinkenstyle.co.jp/events/12988
ぜひ、ご体感しにいらしてください。

菊地晃平

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