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壁は、家で一番広い面積を占めます。このスペースを生かす方法について考えてみたら、暮らしの楽しみを広げるアイデアが生まれました。
壁を棚として利用し、働く壁にするのです。そのために、家をつくるときに構造上必要な小柱を「現し」のつくりにして表に出します。その小柱と小柱の間に横板を渡せば、壁を生かした棚があっという間に出来上がります。工夫次第では、棚だけではなく、小さな机もつくることができます。小柱を50センチ程の等間隔で並べると、使い勝手のよい棚がつくりやすく、目にも小気味よく映るようです。
とにかく簡単なので、家族みんなが好きなように工夫できるのがいいところ。リビングの壁一面を本棚にして、お気に入りの本を並べるもよし、キッチンの壁にはスパイスや保存食を並べる棚を、子ども達のおもちゃコレクションを飾る棚をつくるのもいいですね。窓辺にカウンターテーブルをつくるのも素敵です。
家は、延床面積ならぬ、延壁面積の分だけ、暮らしの可能性も広がります。さあ、壁をどう遊び、どう使いましょう。あなたのアイデアでレッツプレイウォール!